ゴルフをしていくうえで私たちのスコアを落としめる罠はたくさんあります。OBにバンカー、ウォーターハザードetc、、、皆さんは何が1番怖いでしょうか。
私はバンカーがこの中で1番残酷ではないかと思っています。それは場合によっては2打以上スコアを落とす可能性があるからです。ゴルファーならだれしも、バンカーを脱出できず苦労した経験があるでしょう。
私の経験から、バンカーから脱出できない原因の1つとして自分たちで難しい状況を作っている場面が多いと感じます。
そこでバンカーが出せない方の特徴を3つ紹介いたします。思い当たるポイントがある方は是非参考にしてみてください。
- フェイスを開いている。
2.オープンスタンスにしている。
3.ボールを左側に置きすぎている。
どうでしょうか。皆さんどれも1回は”バンカーの出し方”で聞いたことあるワードだと思います。
この1~3には大きな共通点があります。それはどれも”球を飛ばさなくする技術”であることと、”普通のスイングではない変則的な打ち方”であることです。
先ほども申した通り、私が思うに初心者に対してバンカーが牙をむく原因の1つはプレーヤー自身がさらに難しい状況を作っているように思います。
バンカーでは砂の抵抗があるため、たとえクリーンにボールをとらえられたとしても普通のショットよりボールは飛びません。その状況下でフェイスを開いたり、オープンスタンスにしたり、ボールを左に置くことはさらに飛距離を下げることを意味します。そのためスイングのふり幅は普段より大きくする必要があります。加えて、これらのフェイスを開いたり、オープンスタンスに構える行為は普通のショットでは行わない「変則的なスイング」であるためボールのミート率をさらに下げ、トップやダフリの原因となります。「普段と違う打ち方をする」。これはゴルファー全員に共通して難しいことでありますし、初心者の方ならなおさらです。
サンドウェッジのロフト角度は56度~60度でこれだけロフト角があればフェイスを開かずともバンカーを脱出できるほどの高さは十分作れます。それでもバンカーが難しいと思う方がいらっしゃるかもしれません。
ここで恐縮ですが私からワンポイント。
バンカーの時、ボール半個分いつもより左においてみてください。しかしそれ以外は何も変えないで下さい。そうすることでクラブはボールの半個手前に入射しバウンス効果が生まれ、砂とともにボールをバンカーから救い出してくれるでしょう。