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松山英樹 マスターズ優勝 3つの勝因

今まで日本人は幾度となくマスターズに挑戦してきましたが、誰1人としてその夢を実現することは出来ませんでした

しかしついに、2021年!

松山英樹選手がこの夢を成し遂げてくれました!

そして今回は彼の強さを3つの観点から分析したいと思います。

1世界と渡り合える飛距離

1つ目の彼の特徴は平均飛距離300ヤードを誇るパワーです。今まで丸山選手や片山選手など数多くの日本人がマスターズに挑んできましたが、海外勢とのパワーの差は歴然でした。海外勢は平均300ヤード飛ばすのに対し彼らの平均飛距離は270〜280ヤードです。たった2、30ヤードではと思う人もいるかもしれませんが、これが18ホール続き、さらに4日間にもなるとその差はショートゲームだけでどうにかできるものではありません。優勝スコアは常にアンダーになるわけですから、より近い距離のバーディーパットを打てる選手が勝利に近づくのです。

2高い技術力

もう1つの強さは高い技術力です。特に今回の大会ではアプローチとショートパットが完璧と言っていいほどのレベルでした。

試合中に何度かグリーンをオーバーする場面がありました。オーガスタほど速いグリーンで奥に外すとパーセーブは難しいです。しかし今大会で松山選手はこのような場面を何度も乗り越えました。印象的なシーンは3日目の最終ホールです。ここをパーセーブできた事により、良い流れのまま最終日を迎えることができました。そしてここをパーセーブできた事は今後の2打目の許容範囲がさらに広がり、4日目のゴルフマネジメントの幅を広げてくれる事を意味します。

3強靭なメンタル

メンタルのスポーツと呼ばれているゴルフで頂点に立つには強靭なメンタルが必要です。

元々彼はあまりメンタルが強い方ではありませんでした。完璧主義なため、時に自分を追い込みすぎてしまう場面があるのです。

丸山選手との会話でタイガーウッズは自分の事を「ポジティブとネガティブなバランスが良い」と話しています。そのため攻める時と守る時とを適切に見極め今の自分に合ったマネジメントをしているわけです。

松山選手は普段から堅い表情ですが、今大会ではどこか落ち着いた雰囲気を醸し出していました。それは今まででは見られなかったラウンド中の笑顔で伺えます。実際に今大会では専属コーチとして松山選手を支えたチーム松山の存在が大きいと言えます。元々コーチをつけない彼は完璧主義がゆえに全てを1人が抱え込む癖がありましたが、今回はチームで挑むことで彼のメンタルが非常にバランスの良い状態で試合に臨めたのではないでしょうか。

以上、1パワー 2技術 3メンタルが彼のマスターズ優勝の大きな要因であってと考えます。

まだ29歳の松山英樹選手!

これからの活躍が非常に楽しみです!

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